ひらめきてき

趣味に奔走。仕事なんてほんとはしたくない。迷走の雑記です。

私のためにここに書く

 

私の苦手はたくさんあるけれど、最も不得意かつ克服したいテーマが自己開示。

外の世界での自己開示がどのくらい苦手かと言うと、どの町に住んでいるか、どんな仕事をしているか、週末に何をしたか、どんな本を読んだか、どこで洋服を買っているか、趣味は何か、夕飯に何を食べたか、とか話したくないし、旧姓で仕事しているから本名だって知られたくない。もちろん、好きなものを好きと言えない。とにかく何も知られたくない。

これは私の個性で、このままでもおそらく良いのだろう。誰も困ってもいないし迷惑もかけていない、おそらく、と思う。

でも分かってしまったのだよね。この状態でいることは私のアイデンティティが楽しめていないし傷つけられている。あなたは自分自身を出さずに隠してひっそり生きていたほうがいいんだよ、空気読めないやつだな、そんなことしたら人に迷惑かけるよ、頭悪いってバレちゃうよ、などと、私が私自身を縛りつけ苦しんでいる、そんなこと。

本当は自己をアイデンティティを自分らしさを表に出して生きていきたい。ごく自然にナチュラルに、私自身で生きたいのだ。ああ。こう書いていながらも、おいおい笑っちゃうね?大した人間じゃないのに何が自分らしさだよ?取り繕ってたほうがマシじゃないの?って声も聞こえてくるけど。

 

私が惹かれる人は決まって、人間くさくてその人らしさを感じる人。のびやかに言葉を発している人。私も実はそういう生き方に憧れていて、そう在りたいのだ。

自分で自分をわざわざ傷つけなくていいだろうよ、これからは自分で自分を労って好きなようにさせてあげよう、この場所なら大丈夫だよーと私のために叫びたい。で、今このブログを書いている。